琅琊榜(ろうやぼう)の第2話と第3話の感想レビューになります。
出演:胡歌(フー・ゴー)、王凱(ワン・カイ)、陳龍(チェン・ロン)、呉磊(ウー・レイ)、劉濤(リウ・タオ)、丁勇岱(ディン・ヨンダイ)、黃維德(ビクター・ホァン)
視聴方法:Hulu Amazon prime U-NEXT
琅琊榜 第2話「太皇太后」の感想
木簡を読んでいる梅長蘇が登場。木簡は紙が登場する前の時代だから、このドラマの想定年代は春秋戦国時代から後漢あたり(紀元前500年〜紀元後220年)なのかな。
飛流VS蒙摯(もうし)のバトルシーンが面白い。2人とも何故か空を飛べるのです!2階建ての屋根など一っ飛び、華麗な空中戦を交えた戦いは見応えがあります。
ちなみに、飛流は梅長蘇の護衛少年で愛苦しい顔つきが少女ファンに突き刺さりそう、一方の蒙摯は禁軍の大将で達人ランキングに入る猛者。
剣舞というのがバトルシーンのベースになっているのかな? くるくる回転しながら高所から飛び降りるのは当たり前、中国の人は回転技大好き、とにかく回る、ここまで回転が好きな理由は何でしょう?
これでもかと回転技をかけてくる。フィギュアスケートの羽生君が中国で人気があるのも、理由は回転好きだったりしてね。
白土三平の「カムイ伝」や「サスケ」、萬屋錦之介の「宮本武蔵」で育った極限バトル好きの筆者には、敵に対して阿吽の呼吸でやり合う剣舞(?)バトルはどこか緊張感がないなぁと感じていましたが、これはこれで十分面白いと感じるようになりました。収穫です。
飛龍役・呉磊(ウー・レイ)さんは、現在だいぶ大人になってしまいました・・!
3歳でCM出演、「中国の弟」として知られる人気俳優です。1999年上海生まれ、身長182㌢。撮影当時14〜15歳。
<第3話 両家の息子>
なんといっても蕭景睿(ショウ・ケイエイ)と百里奇(ヒャクリキ)のバトルシーンが圧巻!
景睿はさわやかイケメン青年で、髪型とスラリとした出で立ちのせいなのか佐々木小次郎をどうしてもイメージしてしまう。百里奇は怪力男を絵に書いたような猛者で醜男、なかなかいいキャラクターしています。
この2人が皇帝の面前で宮殿内バトルを繰り広げる(霓凰郡主の婿取りバトル前哨戦といったところ、景睿がなぜその気もないのに霓凰郡主の婿取りバトルに参加しているのか、筆者にとっては謎。いい男でまっすぐな性格なら霓凰郡主が婿に選んじゃいそうですが…)。
バトルは中々スピード感があり、例によってクルクル回転技が景睿からふんだんに繰り出される。投げ飛ばされたと思えばクルリと反転しすぐ攻撃態勢に、これが面白いのだ。
剣技の景睿と素手で勝負、拳法家(?)の百里奇。残念ながら皇帝からストップがかかってしまい決着はつかないのですが見応え十分でした。
蕭景睿役 程皓楓(チョン・ハオフォン)さん
景睿は寧国府の長子。出生時の混乱で寧国府と天泉山荘両家の息子となり、皇帝から皇子と同等の扱いで名前を賜った不思議な運命の持ち主。主人公の梅長蘇とは、年齢差はあるが親友ともいうべき間柄です。彼がこの物語の中でどう絡んでいくか、楽しみですね。程皓楓さんは1976年上海生まれ(現在42歳)、身長179㌢。
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