第6話に引き続き、Netflixの「悲しみより、もっと悲しい物語(比悲伤更悲伤的故事)」を鑑賞しましたのでレビューしてみたいと思います。
https://www.netflix.com/jp/title/81442597
出演:ワン・ジン、フェンディ・ファン、シャオ・ユーウェイ
第7話「変奏」
残酷すぎる。あまりにも辛い。
『Kが父親代わりとなってクリームのバージンロードを一緒に歩くなんて!』
しかも新郎への手渡しの役まで! 願っていた事とは言え、そんな役割までしなきゃいけないとは…。
祭壇で待つヤン先生の手にクリームの手を渡そうとする時、彼女が手を離したがらないような素振りをする。私の考えすぎかもしれないが、“この手を離さないで”と訴えているような目までするんだよね。
どういうこと? 物語の前半でも衣装合わせで新郎役をやったり、どこまでも辛い設定が続いた。
3倍の悲しみ
結局、今回Kは亡くなってしまうのですが、痛恨のミスというべきなのか、海辺で渡すはずだった「ブレスレットと手紙」を家に残していたためクリームに見られてしまう。なんで処分してなかったかなぁ〜。
「君が大好き、架空の話じゃなくって」
シンプルな文面が心をえぐる。この時のクリームの表情が忘れられない。
(後で見返してわかったのですが、ブレスレットのデザインがアイスクリームなんだよね。参るよ)
海の向こうになくなった家族がいるから、会いに行きたいと言っていたクリーム、予感はしていたのですが入水自殺して終わる、腕にはアイスクリームのブレスレットを巻いて…。
今回は悲しみが3倍、1話の中に人の死が3回も。
ドラマの前半部では、アン・イーチーの子コーローが手術後に死んでしまう。子供がなくなってしまうのは、どうしてもやりきれない。
「母親が悲しむから言えないけど、本当はあの世に行くのは怖いんだ」とポーハンに告白するシーン、さらにその会話を病室の陰で聞いてしまい慟哭するアン・イーチー。辛い。
コーローは何もこの回で亡くならなくてもいいのに…。
追記 気づいたこと
シンディーが実はKの本音を聞き出す役目を託された設定になっていたんだね。そうじゃないとドラマを見ている人には寡黙なKの心理状態はわからない。
実際、Kを質問攻めにすることで、「彼女の相手が僕ならいいのに」という本音を聞き出している。以前シンディーは冷酷な人物にみえると書きましたが、シンディーよ、すまなかった。
ライター KIYO
コメントを残す