Netflixの「悲しみより、もっと悲しい物語(比悲伤更悲伤的故事)」、ついに全部見終わりましたので総括レビューしたいと思います。
https://www.netflix.com/jp/title/81442597
出演:ワン・ジン、フェンディ・ファン、シャオ・ユーウェイ
目次
- 悲しみより、もっと悲しい物語 The Series
- あらすじ
- キャスト
- 感想＆総括
- おまけ ”推し誕生”
悲しみより、もっと悲しい物語 The Series
評価★★★（5点中3点）
タイトル 悲しみより、もっと悲しい物語 The Series
中国語表記 比悲伤更悲伤的故事
視聴方法
・Netflix → 悲しみより、もっと悲しい物語 The Series
あらすじ
互いに家族を交通事故で失った高校生のKとクリーム。
天涯孤独な２人が“家族”として一緒に暮らすことになりますが、Kは自分が白血病で余命わずかということを知り、最愛のクリームに自分の心情を伝えることを諦めます。
そしてクリームが再び独りぼっちにならないように、いい人＝結婚相手を探し出すことに成功しますが…。
キャスト
今回は台湾出身の俳優さんで構成されていますね。役と名前が近い方もいますね。
主役
ユェンユェン（クリーム）：王淨(ワンジン)
K：フェンディ・ファン（范少勳）
脇役
アン・イーチー：シャオ・ユーウェイ(邵雨薇)
ワン・ポーハン役：ワン・ポーチエ（王柏傑）
シンディー（ユー・チェンシー）：姚以缇 イレブン・ヤオ
感想＆総括 （ネタバレあり）
脇役の充実
当初は主役の２人にばかり目がいきましたが、回を重ねる内に脇役陣の充実ぶりに目がいくようになりました。
アン・イーチー役のシャオ・ユーウェイさん、海辺で写真を取る時にみせた変顔がとてもチャーミング。美人にあそこまでくだけた表情を見せられては世の中の男共は全員ノックアウトですな。
また、息子コーローとポーハンの辛い会話を聞いてしまい病室の外で、背中を壁に打ち付けながら慟哭するシーンはとても印象的でした。
お嫁さんにしたいタイプのシャオ・ユーウェイさんとは正反対の魅力を持つシンディー役のイレブン・ヤオ。こちらは幽玄な魅力というか、かっこいいんですよ、スラリとしていて、大人な女を感じさせます。台北市立体育学院卒業なのでスポーツ女子のカッコ良さも兼ね備えています。女性写真家の役柄はピッタリでした。
脇の男優陣ポーハン役のワン・ポーチエさん、ヤン先生役のフィガロ・ツェンさん、どちらも甲乙つけがたい魅力がありました。包容力のワンさん、誠実さのフィガロさんといったところでしょうか。
ラストの解釈
ラストのクリームシーン、幽霊なのか？生きているのか？分かりづらかったのは私だけかな？
中国事情に詳しい方の話では「後追い自殺を良しとしない風潮がある」ということなので、製作者はどちらとも解釈できる「曖昧な終わり方」を選んだのかもしれません（筆者の勝手な推測です）。
本家の韓国版、台湾の映画版の結末がどうなっているかは気になるところ、時間があれば見てみたいものです。
→台湾の映画版は配信されているようです。（視聴方法：U-NEXT 
）
あと、Kがブレスレットとラブレターを部屋に残していたシーンで、筆者的には緊張の糸が切れてしまいました。
遺品整理するのは唯一の“家族”クリームなんだから、ここで知られたらダメだよね。
Kが恋心をクリームに悟られずに死んで行くからこそ「悲しみよりもっと悲しい物語」じゃないのかな？
しかも最後にはクリームと海辺でキスするシーンも！ この時点でクリームは新婚ホヤホヤの人妻なのにもかかわらず…。手さえ触れないようにしていた努力はなんだったのかな。
「もっと悲しい」部分がここで消えたように思います。
このドラマを見て涙を流した方、スミマセン。
おまけ 個人的な推し
評価を★★★(星3）をつけましたが、妖艶なイレブン・ヤオさん（姚以缇）をもう一度見たいので★★★。”インスタグラムにカッコいい写真がいっぱいです。”
いなければ★★というところでしょうか。。
https://www.instagram.com/yao_yi_ti_/
ライター KIYO
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