第9話に引き続き、Netflixの「悲しみより、もっと悲しい物語(比悲伤更悲伤的故事)」の最終話!を鑑賞しましたのでレビューしてみたいと思います。
https://www.netflix.com/jp/title/81442597
出演:ワン・ジン、フェンディ・ファン、シャオ・ユーウェイ
第10話 海の向こう
「最終話で号泣するのかな?」と思っていましたが、なんだか悲しくないのはなぜでしょう?
実際、ポーハンとアン、ヤン先生とシンディーはハッピーエンドと言える。シンディーなんて、今までの回と違ってメッチャいい笑顔しています。
さらに、「Kは一人で誰にも知られずに死んで行ったんだ」と思っていましたが、違っていました!
またも予想を裏切る展開です。
韓国ドラマでは視聴者の反応をみてストーリーを変える事もある?
聞くところによると、韓国ドラマでは視聴者の反応を見ながらストーリーを変えていくこともあるといいます。この物語も元が韓国ドラマなので、もしかしたら「Kがあまりにも可哀想。。」という視聴者の声を受け、途中からシナリオを変えているかもね。
冬ソナ、星に願いを、チャングムなど は途中でストーリーに変更があった。
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1138184261
結局、Kは最後の別れを2人だけで迎えることができます。Kにとっては禁断だったキスを交わすシーンも出てくるし(手を握ることでさえ躊躇していたのにね)、あれれ、案外幸せなのかなとも思えたりしました。
ラストもまたどうなんだろう?という終わり方。ちょっと批判めいてきたかなぁ…。
また自殺してしまった?生きてる?(ネタバレ注意)
3年がかりで曲を完成させたクリーム、すべてをやり遂げて海に佇むシーンが、「入水自殺再び!」を思わせます。裸足の足にかかる波、放心した表情、「来世で私を見つけて」とKにお願いしていたことなどを考えると、このまま海に入って行くとしか思えないのですが…、違うんです。
ポーハンとアンが二人の墓参りに来るラストシーン、何か気配を感じたアンが振り返ると、そこに海を見ながら立っているクリームがいるんです!
(本物..?幽霊…?)
アンは結局、その姿に気が付かないで終わるのですが、ドラマを見ている人にはそれがクリームだとわかるように、アイスクリームのブレスレットをした腕のアップ画面が!
結局どっちなのか
う〜ん、仮にクリームが生き延びるってどうなのかな?
最愛のKのもとに早くいきたかったはずなのに…。唯一の友人・ボニーからも消息を断って、まさに天涯孤独!どうこれから生きていくのだろうと考えてしまいました。思い出だけで何十年も…。
仮に幽霊だとしたらどうかな?
クリームとKがどうせなら二人で並んで立っているシーンにして欲しかったかな。。
鑑賞した方の意見は聞いてみたいです。
恋のための自殺はNG?
また、中国人の知人に聞いたところ、
『恋のために自殺とか、大陸側だとあんまりストーリーとしてよくないとされている。青少年への影響が良くないなど、政府の審査に通りにくい。。台湾も今後厳しくなるかも。。』
と言っていました。どうなっていくのでしょうかね。
おまけ
「来世ではきっと私を見つけて」のセリフ、輪廻転生を信じない筆者にはあまり響かない。
松田聖子が郷ひろみと別れる時、交わした約束が「もし今度生まれ変わったときは、絶対に、一緒になろうね。」だったこともあり、どうもご都合主義的なものを感じてしまうんですよ。
でも、あの世で幸せになるという「救い」がないと、このドラマは成立しなくなっちゃうかな。そうじゃないと辛すぎるね。
おまけのおまけ
二人の思い出の海、そしてクリームが入水自殺した海=墾丁(ケンティン)は台湾の最南端にあるリゾートの美しい海でした。
調べると高雄(海鮮が有名!)からバスで2時間半とのこと、結構あるよね。2人が台北在住だとすると台湾の南北を大縦断ということに。(車でも、電車でも、5時間くらいかかるようです)
台湾旅行に行きたくなりますね。
次回は総合評価を書いてみたいと思います。
ライター KIYO
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