中国お仕事日記 番外編2  〜仕事に自信がない人なくなった人への、私の大好きなキャリア論〜




わたしの大好きな!キャリア論であり、今の自分の行動指針になってる話です。

前回の 自信がない自分に自信をつける国、中国に続き、
今度は仕事に自信がなくなっている人に、ちょっとだけ役立つかもしれない話です。

仕事うまくいかない、こんなキラキラキャリアじゃない状態で大丈夫だろうか?、T字型人材になれそうにない などなど、悩んでいたら、ピッタリではと個人的には思っちょります。

※そもそも「キャリア」という言葉自体は、なんか固定ルートがあるみたいで嫌いなんですね。
確かに先人たちの多くが通ったルートなんで、失敗は少ないのでしょうが、
それって面白いの?」と私は思うんですね。ひねくれてますよ〜。

Google人事マネージャーのキャリア論

以下内容は、こちらより引用してます。
グーグル人事マネージャーが「20代は専門分野なんて必要ない」と言い切るワケ
https://news.careerconnection.jp/?p=10854
Google HR boss shares his best advice for succeeding in today’s workplace
https://www.businessinsider.com/google-laszlo-bock-best-career-advice-2015-4

専門分野を持つべし! T字人材になるべし! といった論調が多い中、
しかし米グーグルの上級副社長で人事部門を担当するラースロー・ボック氏は、これとはまるで対照的な考え方をしています。
彼は30歳頃までは、専門を決めずにいることを勧めています。

「いろんな経験をしていれば、変わった存在でいられるのです。ユニークな視点を提供できることが、あなたの強みになります。素晴らしい仕事は、たいてい分野と分野の交差点で偶然起こるものです。ある専門分野の奥深くではないのです」

そしてここからが素晴らしいのですが、

キャリアの最初の10年間は様々なことに挑戦してください。考え過ぎてはいけません。実験しましょう。いろんな会社で働いてみてください。スタートアップでも大企業でも。有名企業でも、誰も聞いたこともないような会社でも。NPOで働くのも良いでしょう」

ああ、もう本当に、こんなパパがほしかった。。 (すまん父)

と思えるくらい素晴らしいと、毎回見るたびに思うんですが、私だけですかね?

簡単にいえば、どこで働いても、今どこで働いていても、良い訳ですよ。

友達が高給取りだろうが、世間で言われる大企業で働いている友達がいようが、
別に今働いているところで、とりあえず、それでいいのだ
、と言ってくれているんです。
(※ずっといろとは言ってませんが)

周りにはお金お金お金と、お金に束縛されている人や、
稼がなきゃ、貯金しなきゃというプレッシャーや焦りを持っている人がいるのですが、
そこからも解放される気がします。

勿論稼ぐのが好きで、早く子どもが欲しいから貯めたい、というのは構いません。
あとは稼いでモテたい、なんていう人もいるでしょう。それは自由です。

そして30歳くらいの時に、自分がこの後さらに成長したときに、「私がやりたいことは何か」を宣言しましょう。そしてそれに取り組むのです。
If you want to be a user interface designer, you’re going to be competing against a bunch of people who have been doing that for 10 years, and they’re a dime a dozen. You’re going to come in having done something like working for a historical society or having traveled the world, and you’re going to be different.

○ワタシ的訳
もしUIデザイナーになりたいなら、10年以上経験のある人達と競争することになり、あなたはありふれた人になるのです。
ただ、伝統を守る団体や、世界を旅した経験があるなら、あなたは彼らと違った存在になれるのです。

ほんとそう思います。とくに職人1本で最強レベルになれるなら良いんですが、確かに憧れますが。
ユニークな経験が人との違うものを生み出してくれると思います。

わたしは、落ち着きがなく、また熱しやすく冷めやすい。しかも熱するレベルもそこまで高くない。
(この性格は、幼少期の大事な時期に色々好きなことに熱中させるよりも、勉強などを優先させた、親の教育論のせいに・・半分でもいいから責任を・・)

Because you’re different you’re going to have an advantage with the insight you can bring. The cool things are happening at the intersections of fields, not deep, deep, deep in a field — with a few exceptions.

○ワタシ的訳
様々なユニークな経験をし、彼らと異なるわたしは、人と違うインサイトを持ってこれます。
素晴らしくかっこいいことは、様々な分野の交差点に起きるのです、深いところではなく。ほぼ例外なくです。

そう、ほんとそう思います。(2回目)

すごく大事だなと、思うのは、「ユニークな経験は後から作れる」ので、つまり後天的に「ユニークな存在」になれる という事だと思ってます。

結構自信がない人で、私は普通だ、とか、才能がない、とか、いろんな異彩に憧れ、
生まれながらにして能力があるひと(あるようにみえるひと)への嫉妬や比較で、辛くなるひとは多い
と思います。

かくいう私も、”普通” に対するコンプレックスはとても強いのでよくわかります。

でも、そんな”普通”の自分でも、人と違った行動をしていくと、ユニークな存在になれるのです。

わたしは、この言葉のおかげで、”今の会社も1つの経験” という意識を強く持てるようになり、
前職のときは、『次はどんな変わった仕事をしようかな〜 ふふふ』 とか考えてました。

当時の私は、どのくらい振れ幅があったら面白いかなという観点ばかりで、アホなことばかり妄想してましたね笑 楽しかった。一応先を見据えて、そこでの経験がどう活きそうかはセットです。

例えば、ワタシの場合、WEB(日本)から入ったので、

・Web(日本) → 下水道工事(中国)  *これは結構ガチで、近い内容のところに、面接も行きましたよ。
・Web(日本) → 建築事務所(中国)  *資格がなく諦めた
・Web(日本) → 環境系のNGO(日本) *募集がボランティアしかなかった
・Web(日本) → 花屋さん       *自分には先が見えなかった

そして
下水道工事(中国)→ アフリカで水NGO
建築事務所(中国)→ 中国で通訳とフリーランス
花屋さん → インテリアデザイン

など、その先も楽しそうな道が見えてきます。
毎箇所で身につけたものが、活かせそうな道も今度は選べるようになり、選択肢は広がります。

給料の上下もありますが、一時的な経験のため、と思えば、今より安くなることも気になりません。
実は給料さげちゃえば、選べる仕事、職種、めちゃくちゃ増えます。(※体験談)

給料下がっても怖がる必要はないです。以前は下がる前の自分がいましたし、
あえてユニークな経験を積みに行ってるので、後から、大きな成果がついてくると思います。

仮に自分が面接官だった時に、
・8年くらい、同じ商品マーケティング職種1本の経験してきた人
・2年植木屋さん、1年オーストラリアワーホリ、2年商品マーケティング、1年幼稚園の先生、2年アパレルバイヤーしてきた人(※極端
ですが)

どっちが魅力か?と言われたら、私は後者を選びます。面白いので。

空いている時間にダンスや茶道、ダイビングでも、好きなことをして、
それが仕事になっていくのも良いですね。
    
こんな事を考えながら、過ごしてみると、
自分だけのユニークな仕事や経験が、ユニークな自分へと昇華されていきます。

仮に今、目の前の仕事がうまくいかない、悔しいが同僚程はできないと思っていても、
これは経験の1つで、自分はこの後、転職するなり、違う道を歩んでオリジナルになっていけばいい。
もしくは、合わない仕事がわかったという経験が得られるのも良いですね

そう思えるようになります。

そうすると、すべてが自分のための経験に思えて、
とても楽しい。

王道を生きる人達への、逆襲です。

※画像は、電動バイクに2人乗りで会社へ通うイギリス人ルームメイト。
この伸び伸びしたスタイルがとても好きです。

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