まずはこの二つの文章をみてみましょう。
①这部电影太好了,我想再看一遍。
②这部电影太好了,我还想看一遍。
ではこの文章の中で“想”や“要”などの個人の考えを表す語句を用いる場合、 “再”と“还”の位置が異なるのはなぜでしょうか?
一般的に“还”と“再”には以下のような文法構成の規則があります。
- 还+想\要\会\打算+VP
- 要+想\要\会\打算+再+在VP
“还”と“再”の具体的の用法について学習する前に、“还”と“再”の具体的な意味について考えましょう。
“还”の基本的な意味は継続や延長を表わし、
“再”の基本的な用法は添加や同じであることを表わします。
つまり、“再”を使えば二つの動作の間に休止があることになり、“还”は連続していること、中断しないことを強調します。
私たちが“想”、“要”、“会”、 “打算”という語句を使って個人の願いを表す時、一般的にその個人的な考えや願望は連続性を持つものです。
例えば、もしある都市に行きたいという願いを持っているとして、やっとその都市に行くことが出来たときに、その都市を気に入ったなら、その後ももう一度また行きたいと思います。ではあなたの願望という観点からすれば、それは連続的なものです。
それで、“还”は必ず“想”、“要”、“会”または“打算”の前に置き、その願望が連続的なものであることを表わします。
また、“再”は後方に置き動作が添加されたもの、重複するものであることを表わします。
もちろん、“再”を“想”などの語句の前に置くこともできますが、意味が変わってしまいます。
例:你再想想,你把它放在哪儿了?
とても分かりやすい例として、“想”について考えましょう。
ここでの“想”は問題を考えるという意味のみを表わし、個人の意志を表わしてはいません。問題について考えることは途中で中断し、また再開することを促しています。そのようなわけで、“再”は“想”の前に置くことができるのです。
わかりましたでしょうか?
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