中国最大のイベント!春節
毎年、中国全土がガラリと様相を変えてしまうほどの盛り上がりをみせる、
中国の正月、春節(chūn jié)!
2018狗年に「除夕 新年 红包 初一 新春 元宵 拜年 春联」などの言葉をおさらいしましょう!
春節とは?
春節というのは日本でいう旧暦の正月、日本では旧正月と言われています。
アジア諸国では今でも年越しといえば春節を指し示す国が少なくありません。中国、韓国、北朝鮮、ベトナム、シンガポール、マレーシア、インドネシア、ブルネイ、モンゴルでは、国の休日として春節を祝っているのです。
食べもの
北京を含む中国北方の正月といえば饺子(jiǎo zi)。ちなみに中国で餃子といえば水餃子のことです。年越しに餃子という習慣は明の時代ごろから始まりました。餃子がとてもおいしく、その形が金子や銀子に似ていて縁起が良いからと言われています。
金元宝
米を主食とする南方では、餃子の代わりに汤圆(tāng yuán)をいただきます。湯圓とはトロッととろける餡子やゴマ、ピーナッツなどの具入っている白玉の団子の入ったスープなのですが、満月のように丸く、銀元(昔のお金)のように白く、また発音が团圆(tuán yuán)に近いことから、家族団欒・幸せのシンボルとされています。
春節の日程
2018年の春節(旧暦の1月1日)は2月16日なので、春節の休みは2月15日の大晦日「除夕(「大年三十」ともいう)」から、2月21日までの7日間、2月11日(日曜日)と2月24日(土曜日)が出勤日となります。
■除夕(大晦日)
大晦日は家族でテレビ番組『春节联欢晚会(日本の紅白歌合戦のようなもの)』を見ながら新しい年を迎えます。
■大年初一(旧暦1月1日)~正月初四(旧暦1月4日)
新年を迎え、親戚挨拶回りをします。
目上の人への「拜年」(bài nián):元旦の朝、若い者はまず目上の者に新年の挨拶をし健康を祈ります。目上の者は若者に事前に準備したお年玉をあげます。
放鞭炮(fàng biān pào)爆竹を鳴らす
年が明けると、まず最初に爆竹を鳴らして、爆竹の音で旧年を送り新年を迎えます。爆竹は大気汚染と騒音の原因になっているので、主要都市では爆竹禁止になっています。中小の都市と農村ではその風習が受け継がれています。
■正月初五(旧暦1月5日)
この日はお金の神様「财神」(cái shén)がやってくる大切な日。春節期間中、花火や爆竹を最も盛大に打ち上げて財神を迎えます。
■元宵節(旧暦1月15日)
元宵節は新しい年最初の満月の日で、春が来たことをお祝いする伝統行事です。灯籠を飾り、月を愛で、灯籠に書かれたなぞなぞ遊びをしながら元宵(yuán xiāo)(中華白玉)を食べ、一家団欒を楽しみます。この日をもって中国のお正月は終わりとなります。(今年の休みは旧暦1月6日まで)
中国の春節 飾りつけ
福字とはその名のとおり、“福”と大きく書かれた飾り物で、家の門や壁に貼ります。なぜかというと「倒」と「到」の発音が同じことから、「倒福(福が逆さま)」=「福到了(fú dào le)(福が訪れる)の意味を表すからです。
春联(chūn lián)は対句の一種で、家の門や入り口に貼ります。そこには新しい年を祝い、豊年を祈り、事業が栄え、人が健康であることを祈る言葉などが書かれています。
2018年は狗年(gǒu nián)戌年です。
祝大家新年快乐!zhù dà jiā xīn nián kuài lè
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