琅琊榜の感想レビューを書こうと思ってましたが、面白くどんどん箸が進み。。何も書かないまま11話目まで視聴してしまった。
何か書こうと思っても先に見てしまう、困った。ここらへんで一度考察しないといけませんね。
目次
- 琅琊榜(ろうやぼう)とは?
- 第1話感想
- 『穆霓凰』の名前は女性と分かるか?
- 劉濤(リウ・タオ)の紹介
琅琊榜(ろうやぼう)とは?
2015年に中国版エミー賞で「國劇盛典」で最多10冠を獲得したヒット作「琅琊榜(ろうやぼう)~麒麟の才子、風雲起こす~」。評価サイト・豆瓣(ドウバン)で10点中9.3点とかなり高得点。中国ドラマはこの作品から見始めるのもありだと想います。
ホームページ:http://rouyabo.com/index.html
出演:胡歌(フー・ゴー)、王凱(ワン・カイ)、陳龍(チェン・ロン)、呉磊(ウー・レイ)、劉濤(リウ・タオ)、丁勇岱(ディン・ヨンダイ)、黃維德(ビクター・ホァン)
視聴方法:Hulu Amazon prime U-NEXT
琅琊榜 第1話「麒麟の才子」の感想
ドラマのタイトルでもある琅琊榜(ろうやぼう)、琅琊(Lángyá)は地名で、榜(Bǎng)は中国語でランキング意味する。
天下の武人や才人のランキングをつける組織「琅琊閣」は、皇帝にも干渉されない聖域、自治国家みたいな感じ(※)。
※中国の友人は、琅琊阁は『メディア』と考えるのが良いのでは、と言ってました。なるほど。
俗世間が江湖(侠客が属する世界)と呼ばれ、琅琊閣はその世界に属するものらしいが、なぜ天下国家に多大な影響力があるのかは謎。仙人が住んでいそうな高山にその居を構えている。
そもそもここで言う俠客(きょうかく)が何なのか、分かりづらい。ウィキペディアでは以下のような意味だが、琅琊榜の世界でも同じように捉えてよいだろうか。
侠客(きょうかく)とは、『強きを挫き、弱きを助ける事を旨とした「任侠を建前とした渡世人」
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BE%A0%E5%AE%A2
日本だと侠客といえば清水の次郎長を思い出すが、そんなヤクザの親分子分といった小さな世界ではないのだ。
主人公の梅長蘇が仕切る江左盟は江湖の一派で、琅琊閣のボスはまた違う人物です。どういう関係なのはその内分かってくるのかな。
第1話で目が行くのは雲南公主・穆霓凰(ぼく・げいおう)さん、文字だけ見るとわかりづらいのですが女性です(なんと琅琊榜の達人ランキング10位の女傑)、中国の方が見ればすぐ女性名だとわかるのでしょうかね?
癖のない清楚なマスク、彼女の馬の乗り方、そして剣を鞘に差す姿がカッコいいので必見です。
ちょっと寄り道: 『穆霓凰』の名前は女性と分かるか?
後日、中国通の方に質問したところ、この名前、一発で”女性”と分かるそうです。
古代中国では虹のことを霓虹(níhóng)と言うらしく、虹は「長い虫=龍」と考えられていたようです。
龍がなんで虫なのか変に思えますが、「虫」の字はもともとヘビ(蛇)のような「水辺の生き物」に使われていたというから納得です。
虹や龍の話を書いた中国の記事があったので参考に掲載します。(中国語)
『古代的虹有什么神话起源?所代表的文化意象有哪些?』
https://baijiahao.baidu.com/s?id=1702081939405327551&wfr=spider&for=pc
また、色鮮やかな虹は雄(オス)、薄い虹は雌(メス)だと言う衝撃情報がネットに書かれていました。
面白いことに霓凰の凰の文字は鳳凰(フェニックス)を意味していて、こちらも性別があり鳳(fèng)は雄、凰(huáng)は雌だそうです。
凰の文字の中に皇の字があるから、霓凰郡主の「男に負けない度胸」と「ローヤルファミリーの身分」を表しているのではと、前述した中国通の方は分析していました。
なるほどね。虹とフェニックスが合体した名前「霓凰」、豪華です。
穆霓凰役=劉濤(リウ・タオ)の紹介
穆霓凰役=劉濤(リウ・タオ)1978年生、身長168㌢、44歳、江西省出身。
2003年の大ヒットドラマ『天龍八部』で主人公の恋人役を演じて“理想の恋人”として人気を呼んだそうです。『白蛇伝』、『傾城の皇妃~乱世を駆ける愛と野望~』にも出演。日本の「スチュワーデス物語」が好きだったとあるインタビューで応えていました。
そもそも「スチュワーデス物語」が中国で放送されていたことにビックリです。
次回の琅琊榜(ろうやぼう)第2話の感想こちら
ライターKIYO
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